パナソニックの話

ヒイキにしてもらっている患者さんで、元松下電器の重役をやっていた方がいらっしゃるので、施術しながら

”この時期に過去最高益を出していること”

”三洋との事”

などをお聞きしました。この方の世代は、まさしく松下が世界に羽ばたく基礎を作り上げた世代で、第一電池（いわゆる乾電池）と電灯を世界に広げるべく、本当に何も無しで世界中を飛び回って働いてらした方で、密かに（そして勝手に）、社会生活での師匠の一人と思わせてもらってる人なのですが、かなり興味深い話が聞けました。

以上




だと、さすがにひどいので特に印象に残った部分を


松下の事業計画には無理がない！一か八かの賭みたいな投資などをせずに、売り上げの半分は国のために税金、そして何％は給料、何％は宣伝広告費、何％は研究費・・・という具合で、予算の配分を絶対に変えないのだそうです・・・普通のところがどうなのか知らないけど、調子に乗って過剰な投資をすることもなく、堅実にやってるんですね・・・

そして、絶対に本業をおろそかにしない！ってのをおっしゃってました。日立も東芝も、小室哲哉も結局の所、自分の本業をおろそかにした結果、コケるときにドーンととコケてしまうんや、と。うーん、耳が痛い。

後は、簡単に人を信用するな、自分の能力を超えたことをやろうと言うときには十分注意しろ・・・などなど。

僕は職業柄叱ったり注意してくれる人が（自分で見つけない限りは）いないので、こういう方はありがたいのです。

ちなみに、写真はネズミ年生まれの守護神さま、千手観音様です。手を広げすぎるなということを言われてますが、本性はいろんな事に手を出すという性分なのかも